
2025.12.21 全体的に作り直しました

外伝其之壱はセラフィムに焦点をあてた物語です。
この時の出来事が後に物語の中で広がりを見せることとなります。
外伝【其之壱】とは
外伝【其之壱】は、
セラフィムに焦点を当てた物語です。
舞台は、今から1000年前。
光の世界――天界・魔界・人界において、
世界の均衡が大きく揺らいでいた時代。
魔界からの侵略により、
人界は火の海と化しその均衡を保つため、
天界の天使団が人界へと加勢に向かいました。
その戦いの最中、
セラフィムは窮地に立たされます。
――――
この章では
・なぜ神鳥ロトゥが縁達希の相棒となったのか
・なぜ第三弾において、達希の危機にすぐ駆けつけられたのか
・セラフィムと縁家とのつながり
これらすべての発端となる出来事が描かれています。

イラスト三種とポストカード
ポストカード
表面

表面はタイトルと場面設定を表しています。
裏面

ポストカードにはストーリーのあらましと、
セラフィムが堕天していく様がイラストで描かれています。
堕天使セラフィム

其之壱の構成で一番最初に来るイラストです。
敵の奸計により体がどす黒く変色していくセラフィム。
膨大なエネルギーが体を駆け巡り、
次第にその力は暴走を始め、雷光を放出し始めているところです。

自らが吹けば戦局を打破する
非常に優れたアイテムである天使のラッパ。
ところが、それを奪われ自らに吹きかけられると
天使の力が体から抜けていき堕天してしまいます。
裏書下段のうわさは、
熾天使ルシフェル(堕天した魔神王サタン)を指しています。
天界の中でもごく一部の上層部しか知らない
天使のラッパの秘密を知っていたサタンが、
一計を案じ策にはめたのでした。
大天使セラフィム

縁弓希乃(達希の先祖)光をまとった一矢により、
堕天寸前のところを助けられました。

セラフィムは神鳥ロトゥを縁弓希乃に手渡します。
友情の証として渡されたロトゥは、
1000年の間ずっと縁家を見守り続けました。
そして、大正祓魔伝第三弾において、
交わした約束は果たされました。
サタン一派に捕えられた達希を、
セラフィムの独断で助け出すことで。
縁家の相棒

かつてセラフィムが生み出したたった一羽の小鳥。
それが神鳥ロトゥでした。
その一羽を友情の証として縁家に手渡しました。

第三弾において、
セラフィムが達希の危機に駆けつけることができたのは
ロトゥの力によるところが大きいです。

シール画像
外伝-01 堕天使セラフィム

プリズムよりもヘアラインシルバーの方が雷光の煌めきが
わかりやすかったのでこちらを採用しました。

雷光の色が複数あるのは当時Xにていくつかの画像を基に
ご意見などを募ったところこの色味が一番人気がありました。
また、力の暴走という意味でも分かりやすいという判断も
多少加味されています。
外伝-02 大天使セラフィム

こちらは堕天使から復活したセラフィムです。
光を取り戻した姿を表現しようとキキラキラッとしてます

ヘアラインシルバーという特徴を生かすため、
手のひらの渦を何層かに重ねて描きました。
色が白寄りだと透けてしまうので、素材がだいぶ見えてますね。
外伝-03 縁家の相棒

名前はロトゥではなく相棒としました。

セラフィムから縁家へ手渡されるところなので、
ロトゥもおとなしくしているところです。
以上外伝シールのご紹介でした。
こちらはセット販売のみです。
【内訳】
・ヘアラインシルバー2種
・アートタック1種
・ポストカード(両面フルカラー印刷)

2023年8月に作り出した作品となりますので、
もう2年ほどが経過しました。
大正祓魔伝から神凰滅魔伝につながるにあたっても、
欠かせないエピソードの一つとなっています。
当時、頭の中の構成でとどめるだけでなく、
しっかり世に出しておいてよかったと、
神凰滅魔伝へとつながった今、あらためて思います。



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