[showwhatsnew]

自作シールの作り方(業者さん依頼編)

シール

自作シールどうやって作るのというご質問をいくつもお受けしましたので、こちらで流れをまとめてみました。

こちらのページは必要に応じて随時更新していきます。他のページもすべてそうですが更新した箇所に【NEW!】という文字を入れております。その表示がない場合はたいてい誤字脱字の修正等で終わってます。


また、出来るだけ初めての方でもご理解いただけるようなものを心がけて書いておりますが、お読みいただいてわからない点などありましたらお気軽にお問合せください。


ページを作った経緯

自作シールの作り方についてご質問をいただくことが多くなり、私自身昨年作り始めた頃は右も左もわからずのところから調べつつ作ってきた身ですので何かお役に立てることがあればなということで作ってみました。





※印刷所さんの名前とかも必要に応じ載せていますが、参考にしていただければと載せているだけですので私は一切関係ありません


自作シール作成の流れ

1・イラストの準備

シールを作るにあたってはまずイラストが必要です。

どんなイラストをもとにシールを作りたいのか、ここが出発点だと思います。

ではどうすればいいのかというと2つあります。

①イラストの作成を依頼する

あくまで一例ですが

一・知っているイラストレーターさん等に頼む
二・ココナラを使う(ほかにもあると思いますがこれしか知りません)


一般的な依頼で自分が思いつくのはこの辺りです。

イラスト作成のみならず、イラスト作成からシールにするまで全部込みでやってくださるところもあるようです。

この辺りは御予算と要相談となるかと思います。場合によってはかなりの高額も予想されますので、事前にしっかり疑問点など解消されてからの方が安心かと思います。


シール作るぞ!と思ってもご自身のイメージと違い思いのほか時間がかかることも考えられます。イラストの仕上がりがいつごろになるのかはしっかり確認しておきましょう。そのあとの印刷でまたさらに時間がかかりますので。



②イラストを自分で描く

絵を描ける方はご自身で描かれた方が当然ながら依頼しなくて良い分コストは大幅に抑えられます。

またこれを機に絵を描いてみよう!と取り組まれるのもとてもいいと思います。私は自分の名刺シールを作りたくて自分で絵を描くようになりました。2022年6月頃から始めましたがそれまでのイラスト経験は全くありません。仕事も全く関係ない分野ですが、がんばればなんとかなると思ってます。


②-1イラストを準備する上での注意点(ソフトやアプリがカバーしているファイル形式)

イラストを描く上での注意点としては、使うソフトやアプリがカバーしているファイル形式ですね。ここは要注意です。せっかくイラスト描いたのにお願いしたい業者さんでは対応できないファイル形式だとピンチです。

ただその場合でもいくつかのソフトなりを通して変換していったりするとオッケーとなる場合もあるようなので、あれ?と思ったらまず聞くなり調べるなりしてみましょう。

※私はクリップスタジオしか使ったことないので他のソフト等はよくわからず若干ふわふわした文章ですみません



依頼される印刷業者さんによって【入稿時のデータをこのようにして作成ください】と指定があります。求められるファイル形式で用意できないとシール作成の依頼はできませんので、出来ればイラストを描く前に事前に確認しておいた方が安心です。イラストレーターやフォトショップでのファイル形式が多いようです。



2・描いたイラストを印刷業者に依頼する

イラストが仕上がったらいよいよ印刷業者さんに依頼です。


①何を重視するか

選ぶポイントとしては

一・仕上がり(断裁後の仕上がり、表のべたつきはどうか、手触り、色の明暗はなど)

二・使いたい素材の有無(プリズムの種類など)

三・仕上がりの期限(期限によって価格が変わることもあります)

四・予算


この辺りが主なものかと思います。私の基準としては一から順番に重要視しています。せっかく自分の好きなシールを作るのに仕上がりのランクは下げたくないです。

素材はその次ですね。仕上がり期限はその分安くなれば遅くても全然平気というスケジュールで考えています。

予算が一番下になってますがお金を気にしないということではないです。安くて質がいいならそれに越したことは無いと思っていますが今お願いしている印刷業者さんがとても素晴らしいところなので最初に調べた3社以外は比較したことないです(この後ご紹介します)。


②業者を探す

業者さんを探すにあたってはできればサンプルを入手できる業者さんの方がより分かり易いです。

当時は全然わからずで仲の良い作家さんにどんなところがあるのか教えていただきました。この他にもありますが私は使ったことないのでわかりません。



3社ご紹介しています。

一・マツダプリントさん

・無料でサンプルシールの依頼ができます。

届いたのがこちらです。色んな素材があってみているだけで楽しいです。



二・グラビティさん
こちらも無料でサンプルシールを請求できます。

シールを作りたいと依頼をしたのですがその他もいろいろ送ってくださいました。

プリズムシール印刷の切断面に少々特徴があります。



三・キラキラボックスさん

こちらはサンプルをお願いするのに1,100円かかりました。

送られてきたサンプルのほかに当時割引シールが入ってました。

色んな素材があるのが見てとれます。プリズムの素材が豊富ですので、そのあたりを希望する方はいいかもしれません。


より詳しく見てみたい方はこちら。かなり前の記事ですがもうちょい詳しく書いてたと思います。


③入稿するデータの作り方

NEW! ③-1入稿時のカラー

あまり詳しくないので簡単にご説明だけ。

カラーには
・RGB

・CMYK


の2つあります。入稿時にはCMYKカラーが求められるところがほとんどだと思います。


私は普段RGBカラーでイラストを作成したまにCMYKへ変換してその色味を確かめていますが、そこまで神経質には見ていません。というのも私の体感としては実際シール化した際にはそこまで大きく変わらないと思っているからです(私が大雑把な性格というのもあるかもしれません)。

ただ、私が気を付けている事もありまして【ガウスぼかし】や【加算(発光)】というものを重ねて使ったときです。

あくまでこれは一例ですが、ここら辺を使っていると結構見た目にはっきりとした違いが出ます。

【例】RGBカラー



【例】CMYKカラー

今回のこの2点のイラストは先に上げたガウスぼかし加算(発光)を体の色以外ほぼ全部に取り入れています。かなり色味が違いますよね。こういう時は思っていたのと違う!となりがちですので気になる方はこのカラーの違いもお気を付け下さい。

③-2入稿データ

作成するシールがプリズム素材のシール

の場合


・カラー版

・白版

+裏書も必要なら裏のデータ


ノーマルシールのように白版データがいらないものもあります。

その場合は納期も短めでデータ作成も白版ない分らくちんです。

こんな感じです。右の白版はシール化した際透けてほしくないところを黒く塗りつぶすことによって透けなくなります。黒く塗りつぶしたところに白いインクが印刷されそこにカラーが載ってくるので透けないという仕組みです。逆にあえて透けさせる場合は黒で塗りつぶしません。上の【白版】がイラストの部分もところどころ白いところがあるのは、プリズムを透けさせるという意図があります。部分部分キラキラしているときれいだなと思うことありますよね。どこをどうするかも悩みどころです。


ちなみにこの白版はカラーが残っているとだめらしく(まだよくわかっていないころに印刷会社さんからご指摘いただきました)必ず白と黒のみとなります。

私の作業環境はクリップスタジオというソフトを使って液晶タブレットを用いイラストを描いています。入稿時はクリップスタジオからイラストレーターで読み込めるようPSD形式でデータを作成します。その後イラレで読み込み下記のように調整します。

マツダプリントさん入稿時のデータ作成例

このようにカラー版


白版を用意します。

データをまとめるときですが右上にレイヤーとあります。そこにセラフィムと書かれたファイルが2個あると思うのですが、カラー版と白版をこのように重ねる必要があるとのことでした。最初その事を知らずにバラバラに送ってたら修正依頼という事でメールが来ました。

データを入稿した時は修正依頼のメールが来やしないかいつもドキドキです。


初めてのデータ入稿で色々調べてやってみた経緯を書いたページですのでこちらの方がより細かに書いてます。


NEW! 3・台紙など付属品について

自作シールについてくることもある台紙やポストカードについてごく簡単ではありますがお話しさせていただきます。少しでもご参考になれば幸いです。ちなみに私が使う業者さん毎回決まってまして他は使ったことありません。

そのため下記でお話ししているものと同様のサービスが他の会社さんでもあるかもしれませんがあちこち比較しているわけではありませんのであらかじめご了承下さい。


①台紙

台紙はグラフィックさんにお願いしています。サイズは名刺サイズ(55mm×91mm)です。

オフセット印刷⇒両面カラー⇒加工無し⇒コート紙⇒180kg


でお願いしています。

グラフィックさんの便利なところは【セルフチェック】というのがあるところです。

入稿後にweb上でデータチェックが出来ます。表面と裏面が塗り足し部分がカットされた状態でweb上に表示されるのでこれでミスを回避できたこともありました。非常にありがたいシステムです。

入稿データの作り方の流れはだいたいシールと同じですので割愛させていただきます。


自作シール作りを始めてからかなり初期の記事ですがこちらにもう少し詳しく書いてあります。



②ポストカード

ポストカードはまだしか2回しかお願いしたことないですが、毎回グラビティさんへお願いしています。

グラビティさんでは毎回アートタックシールをお願いしていましたので、その流れでポストカード印刷どんなかなと調べてみました。

【RGB印刷にも対応】と書かれていたのと費用面でこちらに決めました。

実際の仕上がりもとても綺麗でしたので継続して利用させていただいています。



名刺サイズの台紙同様入稿データの作り方はシールと同じ流れですのでこちらでは割愛させていただきます。



4・最後に

印刷依頼が完了すればあとはシールが届くのを待つのみです。データに不備があった場合は再入稿が必要な場合もありますので、申し込みしてからしばらくはメール確認はしっかりされていた方が安心です。



さて以上で流れのご案内は終了です。

ひとまずという形で作ってみましたので、また何か思い出したりすれば随時更新していきたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました